ハワイでオススメのスイーツと言えば、バンケーキとアサイボウルが有名ですね。 パンケーキとアサイボウル以外にも、ハワイには美味しいスイーツが沢山あるので、今年ワイ…
Pono Traveler
Be a Pono Traveler
責任ある旅行者へ
Pono(ポノ)とは、ハワイのことばで「善良性、親切心、真心、モラル、良質、適切、正しい、優秀、健康で幸福な状態、繁栄、本質、正義」などたくさんの意味を持ちます。
一言で言えば「正しい状態」のことです。物事が、自然環境が、人間関係が、精神状態が、健康状態が、ちょうどいいバランスの、調和のとれた状態を指します。
何か判断をするとき、迷ったときに「ポノであるか?」ハワイの人が指針とする、よく使うシンプルだけど意味の深い言葉です。レスポンシブル・ツーリズムを実践する旅行者は、まさに「Pono Traveler(ポノトラベラー)」といえるでしょう。
Why Now?
なぜ今、レスポンシブル・ツーリズムなのか?
レスポンシブル・ツーリズム(責任ある観光)とは、観光客もツーリズムを構成する要素であると捉え、観光客が意識や行動に責任を持つことで、より良い観光地形成を行っていこうという考え方であり、自分の行動が地域や環境へ負荷を与えてしまうかも知れないことを認識し、自律した行動を実践していく、これからの観光のカタチです。
ハワイに多くの人が訪れてくれることは観光産業において喜ばしいことですが、観光客が増加し過ぎると、住民の生活環境が破壊されたり環境汚染が進むなど新たな問題も出てくるようになりました。
Five Actions Travelers Can Take
旅行者に実践してほしい、5つのアクション
大切なのは、旅行者一人ひとりが意識を高く持ち、責任ある行動をとる事にあります。
持続可能な観光地を実現するために、旅行者一人ひとりの責任ある行動が必要なのです。
01海洋動物に出会っても、むやみに近づかない
海中でもビーチでも推奨距離以内に近づいたり、触ったり、エサを与えたりすることが禁じられており、違反した場合は罰金が科せられます。
ハワイ州では、2021年1月からサンゴ礁への有害が指摘されている成分(オキシベンゾンやオクチノキサート)を含む日焼け止めの販売が禁止されましたので、持ち込まないようにもお願いします。また、基準をクリアした「Reef safe」と表示された日焼け止めが販売されています。
03森林を訪れるときは靴裏の泥を落とす
ハワイ火山国立公園の溶岩台地でひときわ目立つ真っ赤な花「オヒアレフア」(オヒアは木、レフアは花を意味します)の木がここ数年、植物に寄生する菌によって枯渇し、すでに数十万本も枯れています。
04進入禁止エリアに侵入しない
島の中にも立入り禁止のエリアがあります。事前の確認や、標識などに注意して、うっかり侵入することのないようにしましょう。ハワイ文化はアロハスピリットに基づくハワイの土地に長年根付いた文化です。ネイティブハワイアンと伝統文化を尊重しましょう。文化的史跡を破損したり、進入禁止エリアに侵入しないこと。また、岩を動かしたり持ち帰らないようにしてください。
05エコバッグやマイボトル、マイストローなどを持参
2020年1月1日よりオアフ島のスーパーマーケットやコンビニ等では、ビニール製プラスチックの配布・販売が禁止となりました。
2022年1月にはプラスチック製のボウル、皿、食品など、使い捨てプラスチックも禁止されます。(発砲スチロール製のプレートやコップは、すでに2018年からマウイ郡、2019年からハワイ郡で禁止されています) ペットボトルやストローでプラスチックを使わないように、マイボトルやマイストローを使う人も増えています。