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ハワイの海の自然を学ぼう ワイキキ水族館 その1

7月に再開したワイキキ水族館で、ハワイの海の自然について、お勉強をしてきました。
アロハがワイキキ水族館へ行ったのは、日曜日の開館時間(午前9時)の少し前でしたが、入り口では、小さなお子様連れの家族が何組か並んでいました。
入館は、インターネットで予約ができるようになっているのですが、1時間ごとの入場時間に合わせて、窓口でチケットを購入することもできます。
館内に掲示されている説明は英文ですが、日本語もあるセルフガイドは自分のスマートフォンで使えて、無料です。
では、展示をみていきましょう。ワイキキ水族館の展示は、いくつかのギャラリーに別れていますが、まず「生きているサンゴ礁(The Living Reef)」のギャラリーから。
ハワイの海はサンゴ礁となっている場所が多いのですが、このギャラリーでは、サンゴ(動物です)の生態とサンゴ礁の生成について学ぶことができます。
「南太平洋の海のコミュニティ(South Pacific Marine Communities)」ギャラリーでは、水槽に南太平洋の海底の様子が再現されて、ダイバーのように、海の中を見ることができます。
「ラグーンの共同体(Lagoon Coral)」の水槽は、鮮やかな色の珊瑚など100種以上の珊瑚と熱帯魚が共存する海底のようす。
オレンジ色が鮮やかなカクレクマノミ(Crown Anemonefish)は、水深20メートルほどまでのサンゴ礁で、イソギンチャクと共生することで知られているお魚です。
「北西ハワイ諸島(Northen Hawaiian Islands)」ギャラリーでは、国立自然保護区に指定されていて、クロアシアホウドリやハワイアンモンクシールなどの貴重な生物が生息する、ハワイ諸島から北西へ続く島々の海が再現されています。
バリアリーフ(Barrier Reef)は海岸からやや離れたサンゴ礁の地形で、日本語では堡礁と呼ばれ、豊かな自然にはぐくまれた生物の世界となっています。
バリアリーフの水槽では、日本で熱帯魚というとまず思い出されるエンゼルフィッシュなどが、ゆったりと泳いでいました。
タツノオトシゴの類似種(生物分類的にはちがうようですが)で、オーストラリアに分布するシードラゴンの不思議な姿も見ることができました。
「サンゴ礁のハンターたち(Hunters on the Reef)」ギャラリーの天井まである水槽には、鮫やカマスなどの大きな魚がゆったりと遊泳する迫力満点な姿をゆっくり鑑賞できます。
ハワイで生活していると、海があるのは当たりまえになっていますが、ワイキキ水族館では、そこで繰り広げられている自然と生物の営みを、あらためて見ることができ、とても勉強になります。
今回は、室内の展示をお届けしましたが、水槽に太陽光が入ると、サンゴや魚の色がより一層あざやかに見え、楽しく見学できました。
ワイキキ水族館には「エッジオブリーフ(Edge of the Reef)」などの屋外の展示もありますので、機会を改めてお届けしたいと思います。
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