2022年にルワース通りから、シーサイド通りとクヒオ通りの角に移転した『アロハ・ステーキ・ハウス』。 お店に入ると、イケメンでフレンドリーな店長のケニーさんが笑…
くずし割烹 南山枝魯枝魯
ハワイでも唯一の”くずし割烹”のお店、「南山枝魯枝魯(なんざんぎろぎろ)」へ行ってきました~
「南山枝魯枝魯(なんざんぎろぎろ)」のお店の場所はアラモアナ西側。ペンサコーラとコナ通りの角。
パリ/京都の和食「枝魯枝魯」と京都の陶芸家の伊藤南山さんとのコラボレーションレストラン。
(パリにあったお店は残念ながら昨年閉店)
お料理で使われる食器は全て伊藤南山さんの作品で、お店に入るとまず南山さんのギャラリーがあります
テーブルの用意が出来るまで可愛らしい陶芸作品を鑑賞~
もちろん購入も可能
アロハちゃんも以前買いましたよ でも可愛すぎて使えない~
反対側のドアに「南山枝魯枝魯」と書かれたダルマさんがっ
これ、どうしたんですか?と松本料理長に聞くと、「お客様が特注で作ってプレゼントしてくださいました」との事。
素晴らしい~
以前はグループ用のソファー席があった店内奥のエリアは、3つのテーブル席が設けられ、より多くのお客様にご利用いただけるように模様替えしてありました
またカウンター席はクリアパネルが置かれ、ソーシャルディスタンスが守られていますGOOD
さてさて、月に一度変わるコースメニューは松本料理長が一生懸命考えた6種類のコースとデザート
このコースを毎月楽しみにしているリピーターで連日満席です
4月のメニューはこちら(4月29日からまた新メニューになります)
料理長又はサーバースタッフが一品一品お料理の説明をしてくれるので、このメニューを見ながら、どんな食材を使っているのかとか、どこの産地とか知ることが出来ます
まずはハワイのビール
ロングボードとウーロン茶で乾杯~
綺麗なブルーの切子(キリコ)グラスも、もちろん南山さんの作品 キレイ~
先付け
シアトルからのオイスターで茶碗蒸し風の卵よせ。アスパラガスが中に隠れていて、上にはアラスカ産のマスの子をのせた一品
(アロハちゃんはマスの子苦手なので、アロハちゃんのにはのっていません~)
お椀
日本のウナギを香ばしく焼いたものに、えんどう豆のピュレを添えて、下には湯葉とハワイ島のやしの木の芯の部分の蒸ししんじょう
(Heart of Palms = やしの木の芯は 筍の子のような食感)
向付
愛媛のシマアジ 軽くさっと漬けにし、下に山芋とほうれん草の青葉合えをトマトの南蛮漬けのソースで
くずし
イリノイの鴨を使ったお料理 下にもち麦とクレソンを混ぜたものを敷き、フォアグラのテリーヌをズッキーニで挟み、食感が楽しめる一品
お鉢
ローカルの豚バラ の脂を落として、うま味だけを固め、ゴマ豆腐の天ぷらと赤みそに柚子胡椒を加え、辛味のあるソースでいただくお料理
ごぼうのピュレと白菜が添えてあります(麻婆豆腐をイメージしたお料理ということです)
食事
コナ産のアワビと鯛を使ったお茶漬け。出汁は鯛とハマグリ、お漬物と一緒にいただきます
器には、何やら可愛い子がちょこんと乗っているっ
君は誰だい
この子は一閑人(いっかんじん)といって、鉢などにへばりついて、中を覗き込んでいるというスタイルの器
顔はひとつひとつ手書きの為、表情がそれぞれ違うらしいですよ~ Cute
目の前で松本料理長が盛り付けている姿を眺めながら進むコース料理もいよいよ最後の一品・デザートを残すのみとなりました
言葉では言い表せないほど、全て上品な味で 美味でござる~~~と思わず叫びたくなるほど・・・・
200点満点のお料理
さりげなく置かれた 温かいほうじ茶の湯呑 は、可愛い小鳥のつがい
と鉄線(てっせん)の花
甘味
イチゴの焼きチーズケーキ、ハニーナッツクリーム、紫芋ムースのトリオ 京都辻利抹茶添え
お友達のお誕生日だからキャンドルとバースデーデコレーションも付けてくれました
これがまた抹茶の器が素敵すぎるのよ。。。。
私のはハイビスカス お友達のは竜
のデザインでした~カッコいい
一皿一皿の量は少ないけれど、全コース食べ終わる頃にはお腹がいっぱい、胸いっぱいっ
いつも食べ終わるとアロハちゃんは思うの
厳しいハワイのレストラン業界の中、11年 も人気を維持出来るのは何故か・・・
そして答えはすぐわかる
メニューを見てどんなお料理か頭で想像して、料理長からの食材やお料理の説明を耳で聞いて、南山さんの器を目で楽しんで、お料理の味を舌で味わって・・・・
お店に入った瞬間からドキドキとワクワクと感動を体験できるんだよ~
あ~しあわせっ
しょっちゅうは来れないけれど、ちょっと贅沢したい夜はまた「南山枝魯枝魯」で、日本の心・「和」を楽しみ にきますね~